CRA経験者としてレメディグループへ。入社して感じるレメディらしさと、柔軟に広がるキャリアの可能性。

レメディグループには、新卒だけでなく中途採用を経て入社した方も多く在籍しています。

今回インタビューをしたIさんは、前職でもCRA(臨床開発モニター)の業務に従事。CRAとしてのキャリアアップを目的に、2023年にレメディ・アンド・カンパニー株式会社のグループ会社であるインテリムへ入社されました。

本インタビューでは、

  • Iさんの経歴
  • 転職の決め手
  • 仕事内容
  • レメディグループの魅力や仕事のやりがい
  • 将来の目標

などについてお聞きしました。

  転職前 転職後
職種 CRA CRA
業務内容 臨床開発モニター 臨床開発モニター

転職の目的はキャリアアップ。CRA業務に集中できる環境を求めて

Iさん:前職もCRA(臨床開発モニター)で、インテリムと同じく日系のCRO(医薬品開発業務受託機関)に勤務していました。
前の職場である程度年次を重ね、
CRAとして次の段階に進みたい気持ちが強くなったのが、転職の背景です。

前職でも良い経験は積めていたのですが、サブリーダーのような立場でプロジェクトに参加することが多く、リーダーのサポートという管理的な業務と、プレイヤーとしての業務が半々ぐらいのウェイトでした。どうしても管理側と現場の間に入って調整するような業務が増えてしまったり、プロジェクト外で後進を育てるようなことも求められていました。

私としては、もう少しCRAとしての業務に集中できて、キャリアを考えていけるような環境に身を置きたくて、転職を決意しました。

インタビュアー:転職の際にどんなポイントを重視しましたか?

Iさん:外資か日系か、企業の規模感などさまざまなポイントはありましたが、最終的にはインテリムの程よい規模感や柔軟性に惹かれました。企業の規模が大きすぎると、どうしても管理や調整的な業務が増える傾向にあります。

インテリムの面接を受ける中で、一人で複数の業務を兼務しているメンバーもいたり、柔軟に小回りを利かせながら働ける環境なのだろうというのが伝わってきました。

面接では今までの自身の経験を評価してもらい、自分が望むキャリアが実現できると感じたためインテリムへの入社を決めました。

即戦力を期待されて入社。社歴に関係なく活躍できる環境

インタビュアー:入社から半年ほど経ちますが、今の業務について教えてください。

Iさん:現在はCRAとして眼科領域の治験に携わっています。前職から大きく業務内容が変わるわけではなかったので、そんなに時間をかけずに業務に慣れることはできました。

ただ即戦力として期待されていたのもあり、入社後の展開は早かったですね。
入社して3週間後には、すでに治験施設の選定に参加していました。現在は7か所の治験実施施設を担当しています。4~5か所ぐらいが標準的だと思うので、大変ではありますが、社歴に関係なく活躍できる機会を与えてもらえる会社だと実感しています。

インタビュアー:担当施設が多いと、外勤も多いですか?

Iさん:そうですね。一日施設に出向いてモニタリングの症例を確認していることもあります。内勤の日も、なるべく施設の時間軸に合わせて動くようにしています。施設からの問い合わせなどにはなるべく午前中に対応してしまって、それ以外の時間はモニタリング報告書の作成や修正に時間を使うことが多いです。CRAの成果物はモニタリング報告書です。治験が始まると、基本的には毎日タイムリーに記録を付けるようにしています。

きちんと治験のプロセスを進めていたとしても、報告書に記載がなければやっていないことと一緒になってしまいます。モニタリング報告書は、それだけ治験の質や信頼性を裏付けるための重要なものになります。

自らの提案が新薬の承認につながっていくやりがい

インタビュアー:CRAの業務のどこにやりがいを感じますか?

Iさん:やはり新薬の承認を実現することがCRAの業務なので、自分の活動や提案によって承認につながっていくことが実感できたときは、うれしいですね。

症例によってエントリーがなかなか進まないこともありますし、治験開始後はいかに治験が適切に実施され、有効なデータを拾えているかをこと細かく確認をし、治験の質を担保していかないといけません。

実施医療機関とうまくコミュニケーションを取りながら、一緒になって一つひとつのプロセスを進めていくことに、この仕事のやりがいを感じます。

慣習にとらわれない、今できる最善を選ぶカルチャーが魅力

インタビュアー:同業界からの転職ですが、レメディグループ独自の文化や働き方のようなものを感じることはありますか?

Iさん:そうですね。一番感じるのは、一人一人の意見を聞いてくれる環境だということです。社歴に関係なく、むしろ外から来た人の違う目線の意見を聞いてみたい、という姿勢を多くの人から感じます。

例えば、以前から続いている業務のプロセスや内容でも、変えた方が良いのではないかと思ったら、率直に意見を言うようにしています。そういった時、「その意見もわかるけど、慣習だからとりあえずやっておいて」で済まされることってよくあるじゃないですか。この会社にはそれがなくて、「じゃあ変えよう。良いものは取り入れよう」となるんです。

インタビュアー:以前、会社として掲げていた「当たり前を疑え」というスローガンが、しっかりと社内の文化として根付いているところはありますよね。

Iさん:そう思います。だからこそ、無駄な業務が生まれにくく、本当にやるべき業務に集中できる環境が魅力ですね。

入社後の心境の変化。CRAだけでない、柔軟なキャリアを選択肢に

インタビュアー:最後に、Iさんの今後の目標を教えてください。

Iさん:元々はCRAとしてのキャリアアップを目指し、インテリムに入社しました。今までの現場経験を活かしながら、プロジェクトリーダーの経験も積んでいきたいですし、活動の場をグローバルに広げていくことにも興味があります。

一方で、インテリムに入社して心境の変化もありました。

社内に複数の業務を兼務している人が結構いるのですが、これを見ているとこういうキャリアプランもあるんだ、と思うようになりました。もしかするとCRAの経験を人事に活かせるかもしれないし、広報とかも面白そうだなと思っています。こんな柔軟なキャリアを考えられるのも、レメディグループらしさではないでしょうか。

インタビュアー:Iさん、ありがとうございました!